ART 建築

お引き渡しさせて頂きました

2014年02月01日18:15

先週の内覧会で御宅を拝借しました上田市N様

今週無事お引き渡しをさせていただきました

有難うございました!

完成した新居の中庭で遊ぶ
ことちゃん たいくん げんちゃん


 
いやあ楽しかったですね!家づくり

ご家族全員笑顔が基本のNさん

お引き渡しの際には

図面ファイルに皆でサインをお願いされちゃいました

最後に末っ子のゲンちゃんからTPLANにエールを頂きました

T!

Nさん楽しいおうちライフを!

春には木を植えましょうね    

有り難うございました! スタッフ一同

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PERSPECTIVE LYRIQUE

2011年02月01日19:49

建築のデザインとかに直接関係はないのですが
ちょっと面白いネタを見つけましたのでご紹介です

フランスはリオンのセレスタン劇場の外壁に
プロジェクションマッピングによるインスタレーションです

以前TVで見た奴は周到に作成したプロジェクションを見せるだけ
だった様な気がしますが

今回は観客の声をマイクでひろってインタラクティブに
変化していますね
楽しそう!   (祢津)


PERSPECTIVE LYRIQUE from 1024 on Vimeo.

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Yoshitomo Nara: Nobody’s Fool is the first major New York exhibition

2010年09月17日21:23

やっと
涼しくなって来ました
もう9月も半ばを過ぎていますから今年の秋は短いかも です

此処に来てTPLANは毎週のように見学に来られる方で
ちょっとした賑わいを見せております
有り難い事です

いつも思うのは一般的にマイホーム大作戦開始の季節の春
になっても寒い日が続く年はウチのお客様は動きません
「あ〜〜〜寒い外に出るのは止めにしよう」
今年のように猛暑の夏は
「あ〜〜暑い此の暑い毎日で家の事を考えるのは無理〜〜」
と仰っている様です

こういう感覚 僕は好きですね 僕もそのタイプなのでしょう
でも これから良い季節なので精を出して頑張りますよ〜〜



(ニューヨーク70丁目に出現した奈良作品!)

さて今日の話題は奈良美智画伯です
TPLANの事務所も早5年になるのですが
オープン当初から事務所内のあちらコチラにnara がいます
ここにも

ここらへんにも
P1030553.JPG

特にこの打ち合わせ室には一杯います

この絵を飾る為に打ち合わせ室はデザインされていたりして

そして〜なんとTPLANの神棚にはnaraの御神酒まで〜

naraとの出会いは(多分同じ経験の方も多いと思いますが)
10年くらい前に公開になった北欧の映画
『ロッタちゃん初めてのおつかい』のポスターからだと思います

可愛い女の子の絵ですがインパクトがあって
何だか気に入ってしまい亊あるごとに見に行くようになりました

と言って僕の性格上熱狂的に好きという訳では無くて
何となくずっ〜っと気に入っているわけです

しかし!

毎夜徘徊しているブログ先で気になる記事が

Yoshitomo Nara: Nobody’s Fool inNew York
パークアベニューの70丁目と67丁目に巨大な奈良の作品が出現!
(写真はブログから拝借しています)

201009-17-05-b0007805_11304337.jpg
こちらは67丁目の子ニューヨーカーも足下で読書 和んでおります

naraの生まれ故郷 弘前にも巨大な奈良 犬が居ると聞くが
ズクなしの僕には縁遠い ましてニューヨークは遥か彼方

しかし 夜は好きなジャズを聞き 昼間はnaraの巨大作品で和む か

良いな!良いじゃん!     (祢津)

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古いものはお好きですか

2009年08月22日23:34

お盆をすぎて残暑が厳しいですね
お盆前は雨ばかりで夏休みの子供達には可哀想だなと
思っておりましたが

家のプランの打ち合わせをしていると
施主様から 『祢津さんはどんなお家に住んでいるのですか?』
と聞かれる事があります。
つまりは私の住宅の趣向を尋ねておられると思うのですが

どうにも節操のない私は 新しい建築や有名な建築家の方が
設計された住宅等は勿論その美しさにほれぼれするのですが
お休みの日にカメラを持って出掛けると
どうにもこうにも古いものが好きという本性がでるらしく
古い駅舎や朽ち果てた小屋みたいなものばかり撮っています

古い駅舎です レタリングに泣けて来ます

駅舎に置き忘れられた傘です 蒼いペンキ塗りの壁が何とも

当然旧い街並等も絶好の標的になるのですが(善光寺さん界隈とか)
壊れたトタン葺きの物置とか工場等も大好きで
『あ〜この屋根の格好が良いな この窓の並びも美しい』
あげくには『この納屋に住んでみたい』等と思う変態ぶりです

でも変態ばかりではいけないので名作と呼ばれる住宅も見てますよ
勉強 勉強

軽井沢にあるドメイヌ・ドゥ・ミクニ 坂倉準三氏作

上越にある小林古径邸 吉田五十八の数寄屋建築の初期作品

撮りためた写真もまたご紹介出来たら良いなと思っています
TPLANでは当然の事ながら新築のお手伝いが多いのですが
僕が古いものが好きというのも実は雰囲気のあるものが好き
と言う事になるのだと思います
新築なのに古民家風とか
いわゆる 〜風は絶対作りたくないあまのじゃくです (祢津)

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手塚治虫 没後20年

2009年02月09日23:28

祢津です
ここのところブログをお休みしていました

今や右を向いても左を見ても不景気 不景気というばかり
派遣切り 新資本主義の崩壊
おまけに気味の悪いほどの暖冬

と思えば
不景気こそチャンスだ!
等と声高に仰る方もいます。

そんな中でブログで何を書けば良いかしら
と思ってしまいます。

勿論
高尚な事等書いた事等無く 戯れ言ばかりのブログですが
それでも現在を生きる感覚をきちんと実感していないと
なんもいえねえ〜 のであります

そんな中今日テレビを見ていると
手塚治虫没後20年特集を今日から木曜までの4話放送とか

「僕の小学校の卒業文集で書いた将来の夢は
 漫画家
 カーデザイナー
 尊敬する人は  手塚治虫でした」

今夜の放送を見ていたら手塚治虫先生は50年も前から
現代のこの混沌とした状況を予想し
読者に投げかけています

兎に角すごい博識をもっていた人だったのだという事に
改めて驚き こんなに深遠なメッセージを幼いわが頭脳は
はたして理解していたのでしょうか
(でも色んなヒントはもらいましたよ 今になって)

不景気風を助長するようなマスコミさんも如何なものか
と思うのですが こういう時こそ必死に考え 悩む事も
必要なのかもしれません

TPLANのコンセプトは
建て主と一緒に考え創造する家作りです
最近はお家のご相談の他にも色々なお問い合わせが
増えて来ました。
皆さん一緒に考えてよい答えを探そうではありませんか
              (祢津)

明日の夜の手塚治虫特集は建築家の安藤氏が出演との事です
手塚治虫作品の背景に出てくる未来的な町並みは
モダンそのもの
時に住宅の描写はコルビジェも真っ青ですね
そんなお話も出てくるのでしょうか

(上田市O邸)

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東京建物探訪3クラスカ

2008年07月04日23:52

代官山を出て学芸大前で降りると歩く事15分くらいでクラスカへ到着
駅前の商店街を通ってズンズン
結構歩きます。
今回は泊まりではないので軽装ですが
もし荷物を一杯持ってお泊まりなら車だな こりゃ

ホテルの外観は個性的なパッチワーク模様で素敵
外壁の表情はいかにも30年ほど前にこぞって使ったあれです
(長野市内でも昔のダイエーのビルにも見られますよね)

ホテルのエントランスへのアプローチに伸びる目隠し壁
綺麗なデザインです。
このやり方はTPLANでもよく使います

中に入ってロビーでお茶をしました
名作の照明器具が随所に置いてあります。

2階はショップです
可愛い風鈴等購入。

4階から上は客室です だそうです。
客室も雑誌等で見るととても雰囲気がありそうです
今回は銀座からふらふらと半日の散歩でしたので
これで退散 次回は泊まりたいものです。

リノベーションはこれからずっと考えていきたい
命題です。
クラスカは優秀なデザイナーの力作で
僕としては腑に落ちました。
成る程新しい価値がある。

でもレトロという言葉は好きでは有りません
流行だから 商売として美味しいから 今後、
新しいものを古いデザインに見せかけたりしても
腑に落ちないよなあ

例えば車で ミニが欲しいなあと思えば
僕はやっぱりオリジナルのミニにします。
古くて 少し不便で スピードが出なくても
今ならまだあの古い車に乗っても許して貰えるかな。

でも新しいニューミニが嫌いな訳ではありませんぞ
ニューミニにはオリジナルの焼き回しではない
新しい価値がちゃんとあるから。
そこが重要だ
そこが難しい
がんばれ!     俺? たち?  (祢津)

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東京建物探訪2リノベーション

2008年06月21日23:14

前回の銀座建物見て歩きは新橋近くの中銀タワーでおしまい
所用時間は一時間程度です

新橋からとりあえず渋谷に向かいましょう
渋谷から東横線に乗って代官山、学芸大まで向かいます

目的は中目黒のクラスカを見てみたかったからです。
クラスカは築40年近く経った古いホテルをリノベーション
それも気鋭のデザイナーによる再生ぶりが話題です

それじゃあリフォームじゃん!と思う方もいらっしゃる
と思いますが一般的なリフォームとは意味が全然違います。
リフォームはOOそっくりさんとかに代表されるように
新築時に戻す事が最終目的ですが
リノベーションとは新築には無い経年美を生かしたり
時代に合った設備やデザインをアップデートして
新しい価値を生む事に有ります。

将来は陳腐なピカピカの新築をするより
古い家を買って設備や安全性を高めた上でデザインをして
豊かに暮らすと言った選択肢が増えていくかも知れません
それがこれからの住宅購買層の(若い方)コンセンサスを
得るのも遠い事ではないかもしれませんね。

いやあ〜弱った!
新築危うし!
でも、TPLANでは先々のリノベーションにも対応できるように
プランニングや(一室空間)飽きのこないシンプルなデザイン
で新築にしか出来ない事を提案し続けていきます!
どちらにしてもデザイン力が益々必要になるのは間違いない!
ですね

一説ブッタ所で代官山到着
さすが渋谷から一駅、おされな街です
ここで見ようと思ったのはsarugaku

6つの建物が絡み合って面白い空間を生み出しています
住宅じゃないけど小規模の店舗も楽しそうですね。
周りには建築の学生らしき若者がカメラを向けていました。

さてこれは何でしょう?

店舗 だと思います 僕と比べるとけっこうこじんまりした建物
シンプルに建物をデザインする場合 窓の大きさや配置それと
外壁の質感が大事ですが これは面白いので撮ってみました。

もう一つ店舗 一階はブチックみたいだけど横に階段があります


階段を上がるとウッドデッキにつながって美容院があります
でも正面のセランガンバツか何かで出来た木製のゲートの奥は?

アパートでした、多分古いアパートと店舗を併せてリノベーション
したのではないかしら。

上手いですね ちょっと住んでみたいと思わせます

それではクラスカに行きましょう      (祢津)

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東京建物探訪

2008年06月18日18:18

最近は自転車でポタリングしたり、通勤をしたりと
段々移動速度がスローになってきておりまして
当然散歩等も大好きです。

6月7月は住宅メーカーさんの新商品等の展示会が有り
東京に出掛ける事も多いので散歩がてら色々建物を見て
回ったりします。
勿論仕事の関係もありますが つまり視察
みたいな
でも実際はたんなるお散歩であります

先ず銀座 先ず松屋
東京から直ぐの銀座 デパートが沢山ありますなあ
お洋服等は体型の関係もありもっぱらアウトレットです。
僕にとってデパートはデパ地下
あ〜あれも食べたいなあ あ〜あれも食った事ないぞ〜
イベリコの手切りがあるお気に入りは松屋です。
松屋の前にはアップルコンピューターのビルが

チタン色の外壁にリンゴのマークが光っており
会社で使っているPowerBookと同じデザインですね
アイコンがあるってのは素晴らしいですな。

松屋の周りにはルイヴィトンやブルガリタワー
シャネルのビルが有り近代建築を見る事が出来ます
外から  ね
中には恐れ多くて中々入りません
そんな中でも異彩を放つのがデビアスのビル

いやあシュールに歪んでおりますなあ
そんなモダンな建物を見ながら新橋方面に歩いていきますと
まだまだ古き良き昭和の建物が見られます

ビルジィングですからね でもこういう建物を見られるのも
今のうちだとか あ〜古い建物はかっこいいなあ 残念
残念と言えば銀座古参のバー樽も今年一杯とか
若いときは敷居が高くて行った事が無かったなあ
何とか今年中に行ってみよう!


並木通りをすぎると銀座資生堂ビルが

この建物も好きですね 特にこの窓周りなんか 可愛いです
古い建物ですが古い部分を生かして素敵にリノベーションしてます
そうです!
今回の散歩の目的はリノベーションした建物を見る事なのだ
最終目的は中目黒のクラスカ
ナンスカ?
クラスカ!!

まあその話は置いといて
ニコラスGハイエックセンター
時計のスウォッチグループジャパンのビルです
七つのブランドのショップがガラスのエレベータになっていて
まあショップがそれぞれ中に浮いているのでビルの敷地が通り抜け
出来るように小径になっております

もうすぐ新橋という所まで歩いてくると今は亡き黒川 紀章氏設計の
中銀カプセルタワー
築30年たっておりこちらもアスベストの問題で建て替えになるとか
僕の学生時代にはもう完成していたのだが遊びほうけの馬鹿学生で
見ていませんでした。
鉄腕アトム世代の僕には近未来のイメージでグットきます。

というわけで新橋から電車に乗って渋谷方面に向かいます (祢津)

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佐藤 卓 Water 企画展

2007年11月01日16:12

P1000612.jpg


先日やっと念願の21_21DESIGN SIGHTへ出かけてきました
実は今年に入ってから六本木には何度も足を運んでいるのですが
何と言ってもミッドタウン東京が出来ましたからね
「ヒルズVSミッドタウン』ってな訳でこれは見ておかないといけません
でも行く度大雨に見舞われこの21_21DESIGN SIGHTは見ていなかったのです。

今回は明治のおいしい牛乳のパッケージデザインなどで知られている
グラフィックデザイナーの佐藤卓氏の水を題材にした企画展です。
身の廻りに当たり前にある「水」ですが
地球環境の事とか
エコロジーの事とか
未来を見据えながら考える事は多いと思うのです。
でもこの企画展ではデザインという観点から『水」を捉えていて
理屈抜きに五感に訴えてきて楽しかったですよ

尚、この建築の設計は安藤忠雄氏です。
中に入った雰囲気は南佐久の小海にある小海町高原美術館に似ています
長野近隣で安藤建築を見たい方は足を伸ばされては如何ですか。(祢津)

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ヤン シュヴァンクマイエル

2007年09月30日23:50

今日は午前中何件かの打ち合わせを済ませてから午後ふらっと松本方面
に出掛けました。
向かった先は何度か訪れた事がある安曇野絵本館です

P1000566.jpg

入り口には大人の為につくられた絵本館とあり、ギャラリーとスキップ
フロアーの広いテラスがあったり、お茶を飲みながらゆったりできます。
何となく出掛けてしまったので休館でなければ良いなという程度のノリ
だったのですが、
何と『ヤン.シュヴァンクマイエル展』がかかっていました。ラッキー!

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ヤン,シュヴァンクマイエルはチェコを代表する映像作家で僕はクレイ
アニメ等で知っていましたが最近はエスクァイアジャパンから出版され
ている『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』がすごく気になって
いて今回は両作品の原画展ということだったのでその独特な世界を堪能
することができました。
あと、絵本作家で思い浮かぶのはミヒャエル.ゾーヴァでしょうか。
大ヒットした映画『アメリ』の美術を担当して一躍有名になり、絵本好
きな人は勿論、今まで絵本に興味の無かった人でファンになった方も
多いと思います。僕はまったく後者の方なのですが、
ゾーヴァの話はまたの機会にしたいなあと思います。

最近はキッズルームやライブラリーを住宅に取り入れたいという方が多
いですね。教育の場は学校だけではありません。間取りなどにご両親の
考え方が反映された家でお子さんを育てるという事はとても大切な事と
思います。でも折角作ったキッズルームでしたら、お子さんの絵本の中
にシュヴァンクマイエルヤゾーヴァのような大人の鑑賞に耐えうる絵本
を忍ばせて夜子供が寝静まった後で大人の絵本館にするのも素敵で
しょうね。
                     (祢津)

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