CAR 自動車の事諸々

季節ナンバー

2013年05月12日19:44

季節ナンバーってご存知ですか?

前回のブログでTPLANのビルトインガレージの住民(現在はポル君です)
は冬には動かず冬眠ですとお話ししました
長野は雪が降りますから オープンカーとか弊社のお客様でもお乗りの
方が多いビッグバイク等は乗る事が出来ません

雪が降らない場所は年中乗れて良いなあと思うのですが
それと同時に 冬乗れない期間の(4ヶ月位)の税金や車検費用が
雪国は不利だよなあ 不公平じゃあと思う事もあります

実はドイツにはそんな不満を解消してくれる制度があるようです
季節ナンバー 季節車検 それらのクルマバイクをサマーカーとして
認定してくれます


(写真のクルマのナンバーの右側に04/10とありますね 11月から
 3月の間 此のクルマは走りませんよという意味です)
いかにも合理的なドイツのクルマ事情です 羨ましい!

さて現代の日本で季節ナンバーに寄る減税等を訴えても
無理だろうなあ
少子化 ワーキングプア 税収が減収している中で
取れる所から取っておこうというのはよくわかります
でもね 
乗れない間も税金払うというのは不合理です。
バイクに乗って風をきりながら走る事や 幌を上げて陽光を
あびながらドライブする事が金持ちの楽しみだけではありません

税金がかからないのならいっちょ頑張ってオープンカーでも
バイクでも買って楽しもうかという人が増えれば良いなあ

贅沢は敵だ!とは誰でも簡単に口に出来ますが
贅沢は素敵だなあと言える世の中になれば良いなと思います
   (祢津)

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近況報告

2013年05月05日16:14

今日は 祢津です
寒くなる日もありますが 日中は暖かく良い季節になりました

 
僕のリハビリはメキメキとは行きませんが順調です
リハビリで病院に行ってる以外は会社におります
そんな事も前のブログでお話ししましたら
僕がたまたまいない時に限って遊びに来てくれるお客様が(笑)

そして暖かいメッセージを頂いております

「祢津さん大丈夫ですか?ご自愛下さいね〜 
でもポルシェ埃だらけですよ〜」

「祢津さんお寄りしましたが…また来ます!ポルシェ洗車願います」

等等 そうかい!
おれよりポルの埃が気になりますかね〜!

という訳で今日はお天気が良いので久しぶりにエンジンをかけて
洗車など致しました 右手は無理なので左手でね


確かに一冬乗らないと埃かぶるよね

初代一号機のアルファも冬は乗らずに冬眠でした
ですから道路に雪が無くなってサマータイアで走れる春が待ちどうしいわけで
でも今年はアクシデントで春は来ましたがまだドライブはお預けです

(祢津)


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言いたい事を 言う!

2012年02月11日13:26

何だかスキーヤーブログみたいになって来たので
ここらで箸休め的に 
01.jpg

 車ネタ等を      っと
( OB客の方からのメールで頂くのはもっぱら
 建築ネタは?どうしたの?あんた何屋さん?)

そんな声にお応え
して与太話9建築ネタ1を今年は死守します!

タイトルの言いたい事を 言う!
というのはなかなか出来る物ではございません
与太話みたいなものでも一応会社のブログですから
ましては建築関係の事になんかなりますとね
色々と問題発言は出来ないというか しずらいです 実際!

しかし世の中には
商売絡みでも ましては自分の扱う商品でも
ずばっと!
自分の考えを
言いたい事を言う!
御仁はいらっしゃいます

これは東京の車屋さんのHPなんですけど
たまにチェックして
うはははははは
と喜んでおります
勿論この社長さんにはお会いした事もお話しした事もありませんが
良いよね  勝手に紹介しても
会社のホームページですものね

http://www.venico.co.jp/

このHPに在庫状況というコンテンツがありますが
販売してる車について社長さんがコメントしてます
車の好きな方には興味深いかと

この方の車の趣味に僕も多いに共感し憧れておりますが

ただ ポルシェ嫌いです
それも最近の水冷嫌いはポルシェファンにも多いですが
空冷が特にお嫌いらしく お〜!
ポルシェの至宝 水平対抗6気筒は 壊れた扇風機!
よりにもよって変な所に積んでいるとRRも否定
デザインはドイツの田舎者が草レースで喜んでいる程度
と言いたい放題であります♪

トップギアのジェレミーの「プリウス嫌い」は有名ですが
この方 自分で販売している車にも此の調子です♪

例えば現在販売しているポルシェカレラ タルガについては

さて、F1ではまったく見るべき何物をも持たないポルシェです。
スポーツカー、ツーリングカーではイタリアの景気が悪いときに
こすからくリザルトを残しておりますが、
だからといってタルガのネーミングはまことに不愉快。
シチリアの青空にあの雑音はまったく似合いません。

とフラット6の咆哮を雑音とぶった切っております(笑い)

僕もポルシェに乗っていますが 全然嫌な感じがしないのです
不思議ですねえ  なるほどなあと思ったりして


紅粉社長がポルシェ356をお売りになる時にどんなコメントを
されるか 大変楽しみでございます  (祢津)

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万能ライトバン!アウディオールロード2

2011年10月30日12:33

前回のブログで「ライトバン」の定義を申し上げたわけですが
このアウディのライトバンは「ALLROAD」全ての道という
大それたネーミングであります
メルセデスベンツのスリーポインテッドスターは空陸海を支配するという
意味と聞いていますが新参アウディは全道路を支配するのだと
盾突いたのでしょうか

盾突いた理由その一 クワトロ
クワトロとは常時四輪駆動システムのことですが
今では国産車の殆どにラインアップされていますよね
でも初めて生活四駆 スポーツ四駆という概念を作ったのが
このアウディクワトロです
先駆者は偉い!尊敬します
クワトロが無ければ今の自動車の体系も変わっていたかもしれません
僕がアウディを推すのはこの一点だけかもしれません

盾突いた?理由その二
変幻自在な車高調 エアサスそして鬼門

エアサスによって車高が変わります
いちばん高い車高にすると川も渡れますとカタログ表記あり
標準タイヤで雪道走行可とも
しかしこれがこのライトバンの鬼門でもあります
壊れたら大変!そして実際壊れました

直すに当たっては現代のインターネット世相を如実に表す
事件がありました この話は前アルファ155エンジン乗せ換え
三回!ってどういうこと?事件と合わせて後日ご紹介します

盾突いたわけじゃないよね理由諸々
V6ツインターボエンジン!
でっかい営業車にしか見えないアウディだが早さは半端無い!
2トンにならんとする巨体を疾走させてくれる
その速さはアルファ無き後の一号車と遜色ないと言えば御解りか
今までの車歴の中ではダントツの頑張ってる感が無い静けさと速さ
P1040699.jpg
オールレザーシートの設定しかない
オールシートヒーターの設定しかない
坊主サウンド等考えられるものが最初から付いている
ラーメンでいうところの全部乗せ状態
黒い塗装の屋根はテフロンだそうで目玉焼きなど焼いてみたくなる 

2000年前半の気合の入ったアウディ車であります
雪道 悪路の乗り心地は今まで味わったことが無い異次元ぶり
そして見た目の地味さがお気に入りです!
(そもそもアウディは特別好きではありませんVWデラックス版
のくせに自分のことプレミアムブランドとか言っちゃうし、何だか
最近偉そう まあ勢いがあるのは凄いけどA3とかTTクラス買うなら
おいらは間違いなくゴルフ買いますね ) 

リーマン以降 高値の花が激安となって
つい手を出してしまったライトバンですが
この車を手に入れた本当の理由は 
 まだ達成できていないんですよお  (祢津)

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万能ライトバン!アウディオールロード1

2011年10月14日19:28

我が二号機 アウディオールロードであります
見ての通りのライトバンです!


(奥に見えるのは今は亡き一号機アルファGTです)

最近はあまり聞かないかもしれませんが
僕らの小さい頃はライトバンと言っていましたね
 
その頃自家用車と言えば4ドアセダンを言い
クーペなぞはお金持ち
2人乗りのオープンカーとくれば映画スター御用達
と相場が決まっておりまして

ライトバンて言うのは 例えばお家が八百屋さんで
普段は野菜が乗ってるんですが休みの日には同級生の邦夫を
乗っけてるみたいな感じです

「や〜いお前んちの車 ライトバ〜ん」
等と結構蔑視されていた訳でございます

しかし今やライトバンも出世しまして「ステーションワゴン」
とかアウディ等は気取って「アバント」なんて呼んでる訳です

僕が会社勤めをしていたとき 親会社の東京本社から御偉いさんが
うちら出先の社長として赴任してくるのですが
その社長さんがボルボのステーションワゴンに乗っていて 
それを見た僕の上司K支店長が
(会社員なのに着流しなんか似合いそうなゾロッペエお方)
「社長、まだボルボのライトバン乗ってるんすか」と言うと
「ライトバン!?失敬な!!ステーションワゴンと言いたまえ!!」
と激怒されたそうで

「ステーションワゴンだってよ ライトバンじゃねえか
なあ にいさん(僕の事)」

「ああ ライトバンだね(僕)」
小出しに次に続きます       (祢津)

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フランクフルトショー2011

2011年09月16日14:19

自動車の祭典 フランクフルトショーが開催したはず

大分前にウェッブでこのアルファ4Cのバナーを発見!
(待ってろよ!みんな!カミングスーン!って感じ)

いよいよ真性アルファのスポーツカー発売か!
庶民が思いっきり頑張れば手が届くかもしれない4C
スポーツカー好きが待ちこがれておるワケですが
残念ながらコンセプトスタディ止まりという事みたい

(アルファよ 世の中ここんとこ変化のスピードが
早いのだ スピードアップね)

アルファの他の出品はどうもこのジュリエッタのようです
Alfa Romeo Updates Giulietta with Twin-Clutch Transmission

紫ですね そろそろヨーロッパ辺りから流行りそうな気配です
さすがアルファ!トレンドセッターですね 
僕は紫 ちょっと苦手なんですが見れば良いのかも です 
(祢津)

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ルマン24時間生中継中ですよ

2011年06月12日18:13

こんにちは
今(6/12:18:15)
ルマン24時間耐久レースをやってますね
アウディのサイトから車内からのオンボード映像が配信中
テレメトリーも見れますね
http://www.audi-microsites.com/lemans/
時速250キロから300キロあたりまでの加速は
びっくりする程の早さ!です

レース上では色々なカテゴリーの車が混在しているので
速度差が凄い
こんなレースもあるんですね   (祢津)

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Collection Ralph Lauren 車のロマン

2011年05月22日21:35

こんにちは祢津です 皆さん連休は如何でしたか!

連休って どんなタイミングで言ってるんでしょうね
この人の時間感覚は?とんちんかん?
と思っていらっしゃる貴方

どうも毎度ご無沙汰のブログアップです
そういえば昨年の連休明けにも当ブログで

わたくし連休中は仕事してましたよ
現場調査で伺った茶臼山方面はまるで
イタリアのトスカーナのようでございます 等と
寝言を申し上げましたが 今年は違いますよ!


今年は連休開始の4月28日からフランスパリ市内の
パリ装飾芸術博物館においてファッションデザイナー
ラルフローレン氏のクラッシックカーコレクションを
「The Art of the Automobile」として開催しており
世界有数の美しい車達を拝見出来るのです!

先ずはFerrari 250 Testa Rossa, 1958
イタリア車と言えば赤!なんてベタな選択は最近見なくなりまして
アルファでもフェラーリでも白 黒等のシックなカラーが増えましたが
此の頃のクラッシックフェラーリの艶やかな赤は美しいです!

Bugatti 57 S(C) Atlantic, 1938です
ブガッティといえば戦前のGPレーサーですが大きなクーペボディ
もありました マントをたなびかせた怪人のようです

Jaguar XKD, 1955
ジャガーのDタイプです 子供の頃プラモデルで作ったなあ

伊太利亜 仏蘭西 英国の名だたる名馬でございます
動く芸術品だとか走るアートだとか野暮な良い方は無しってことで
素敵ぢやありませんか 特に二つ目のブガッティアトランティーク
なぞは今から70年も前の作だってえんだから 驚いたねえ
街中であんなのがぬ〜っと走ってるのを見たら 有り難くって
俺なんか拝んぢゃうね

でも最近じゃあこういう大排気量で贅沢な車はCO2排出だの
エコじゃないだのって目の敵にされているそうぢゃないか

情けねえ話だね 大体こういった車の年間走行距離なぞ高々何千キロ
排出しているCO2なんて知れたもの 高い税金をお上に払って
青少年に夢を与えているんじゃないか

ちげえねえ!あべこべにお上の連中は排出ガス規制とか言いながら
休日高速料金1000円ポッキリなんて庶民に媚を売って用もないのに
車を走らせてるときたもんだ

高速道路は100キロ紳士とか言って追い越し車線に制限速度以下で
居座る御仁ばっかりと聞いた 物事の流れ 道理が分からない

挙げ句 いんちきエコ評論家がいうところの
『貴方 車を発進するときなぞはこう ゆ〜っくりとアクセルを踏んで
ええ 後ろがせっついても無視で結構 エコが一番の正義ですから』

そんな話は色々聞くねえ 俺なんかちゃちゃと目的地まで運転して
さっさとエンジン切っちまうのが一番だと思うけどねえ
ホントに自動車乗ってる奴が言ってるとは思えねえなあ
エコだの温暖化だの「講釈師、見てきたような嘘をつき」てか

まったくだ!

ところで君この「The Art of the Automobile」連休中に見て来たの?

まさか!連休中はお仕事でげす

お後が宜しい様で      いや宜しくないか  (祢津)

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April Fool's Day!

2011年04月01日08:09

ふとお馴染のアルファディーラーにお邪魔すると

おお!

麗しのアルファ8Cスパイダーが!



近くで拝見しましょう

んん!?



                

                     今日は何の日?祢津でした

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alfa 4C!

2011年03月07日09:49

今年でアルファロメオは創立101周年を迎えたそうです
アルファ万歳!

僕はずっとアルファが大好きなのですが
我がGTも159もブレラも現在ラインアップから消えております
生産されていて新車で買えるアルファはMITOのみとなりました
(弊社HPのトップページに登場しています)

今年アルファロメオの知的財産である「ジュリエッタ」
というネーミングを引っさげて「ニュージュリエッタ」が登場
するとはいえ (その後ジュリアも登場するらしいですが)
少し寂しい想いをしていらっしゃるアルファファンも多いのでは


(ジュリエッタでもこちらは魂のジュリエッタ フェリーニ万歳!)

しかし今開催されているジュネーブモーターショーで
アルファロメオ4Cが発表され 
何と来年に市販されるという事です!


その名前の通り以前ブログでも取り上げた
アルファロメオ8Cの弟さんですね
8CのCはシリンダーのCですから8気筒エンジンをさし
今回の4Cは4気筒エンジンしかも排気量は1750という
アルファ好きな方には思わずにやりとする数字が並びます

前回の8Cの心臓は同郷のマセラーティのV8でしたね
始動音を聞かせてもらいましたが誰が聞いてもマセラーティ!
余談ですが
たま〜に仕事で都内をうろちょろしているとき遠くからでも
メーカー名が分かる車はまずマセラーティです。
兎に角派手な雄叫びであります!
ある自動車評論家は
マセラーティに乗るということは
街中で中年オヤジがマイクロスカートの美女と腕を組んで
歩いているが如し と言っていたのを覚えていますが
兎に角目立つ 音!です


今度のアルファロメオ4Cはどんな音を聞かせてくれるのか
有る意味純血アルファの復活を指すわけで
楽しみであります。

此のニュースをきっかけに4C貯金を始める御仁も
いらっしゃると思いますが
お家を建てようとしている方でしたら
是非そちらの優先順位をお下げにならないように
切に願っている訳でございます   (祢津)

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ヤネアキ! フィアット500C

2010年08月24日12:14

処暑になっても暑さかわらず
ドンダケ夏が長いのでしょうね

こんな猛暑にオープンカーで走っている御仁を見れば
脳天気な方だ!と皆さん思う事でしょう

でも 屋根が開くオープンカー いわゆるヤネアキ
車好きな男子のみならず 女子にも人気があります
『屋根を開け放って夜空を見ながらドライブ❤なんて素敵!」

今回アップするのはどちらかといえば女子好みな
フィアット500Cです!

車を拝借したのはいつもお世話になっている
アルファロメオ信州のKさんです。
2年ほど前も出たばっかりのフィアット500をお借りして
街中のドライブを楽しみましたがその時もフィアットの
可愛らしさに街行く人も笑顔で振り向いていましたね

そのフィアットの屋根が今回はオープンになるのですから
女子ならずとも親父も大喜びなわけです
(遊びに来ていた業者さん 鋼商の島ちゃんもこの笑顔)


フィアット500CのCはカブリオレの意味
オープンカーもその成り立ちや車の性格によって呼称も様々
最近は耐候性に優れた幌車をカブリオレ
古くはドロップヘッドと言ったり
スパイダーと呼んでいる車も多いですね
このフィアットは天辺の屋根だけを幌にして
窓のピラーなどはそのままなのでオープンにしても
クローズにしても車体はしっかりしている感じです
普段使いでたまにはヤネアキにして人生を楽しむ
なんて素敵です


最近は金属の屋根がガンダムばりにガシャンガチャンと
変身合体しながらオープンカーになる車も多いのですが
僕はどうしても幌の車が良いですね
しれっと雰囲気があって

もうすぐ暑かった日が懐かしくなるような秋が
やってくるでしょう。屋根は開かなくても窓を全開にして
気持ちのいい場所を走ってみたいですね

ヤネアキ番外編雰囲気を楽しむのもオープンカーの魅力 ですが
男はアクセル全開!屋根も全開だぜ!
という車もあります

先日事務所に見学に見えた方がお乗りになっていたのは
スーパー7!それもR500です。
7はそれでも良く見かけるようになりましたが
R500はさすがに拝見するのが初めてでした
思わず事務所のガレージでパチリ


普通の ?スーパー7でも相当なものですがR500はその延長線上
にあり最近のスーパースポーツを凌駕する運動性能を持っているとか
お若い方がこういったスパルタンな車にお乗りなのを見ると
最近の若者の車離れを勝手に憂っている僕としては
うれしい限りなのであります。
また遊びに来てくださいね     (祢津)

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TOP GEAR!

2010年07月12日11:18

先週は選挙投票日
皆さんはどちらに投票されましか?

なんてことは
聞きませんよ ええ そりゃあもう
きっといい選択をされたことと思います。

ムかっとくる話は置いといて今日は楽しいテレビ番組の
ご紹介で~っす

TPLANのお客様には車好きな方も多いので
ご存知かもしれませんけれど
BSフジ土曜日24時より英国のBBCで制作している
[TOP GEAR]という自動車番組が放送されています


自動車好きの少年がそのまま中年になりましたって感じの
3人のキャスターによって番組は進行して行くのですが
とにかく!抱腹絶倒!痛快に車を切りまくります

クール!」「だせえ〜」「死んでも乗らない!」
「いやっほ〜♪」「ぶええ☹」「☻ブーブー」

普通自動車雑誌等のメディアは自動車メーカーが広告主
だったりしますから悪口は言えないのですが。。。
そこは BBC 公共番組ですからね
でもこんなお馬鹿な番組造るイギリス人って?

番組内容は新車紹介とかもあるわけですが
実際に此の車はどのくらい早いのだろう?
ほんちゃんのレーシングドライバーにサーキット
で走らせてタイムを採るという悪のりぶりです
そこで登場するのが謎の覆面レーサースティッグです

スティッグの正体は謎です。ミハエルシューマッハがスティグの
格好で登場した事がありましたが あれはやらせでしょう

強烈なパワースライドでサーキットを激走するスティッグ
ですがその車内ではクラシック音楽や自己啓発のCD
または官能小説の朗読が静かに流れているとか

これでもかこれでもかあ!と笑いに追い打ちをかけてくる
演出はコテコテのおバカコメディー オースチンパワーズ
を連想させます


企画モノの自動車実験コーナーというのがありまして
中古車を改造して水陸両用車をつくったり
小型車サッカー大会とか
こちらもバカ全開です♪♪

有名人レースっていうのもあるのですが
これまた面白いんですよ
「映画スターの00はクルマ好きらしいけど上手いのかい?」
「いやあそれならお笑い芸人の**のほうが早いやろ!」
「ほないっぺん勝負してもらいまひょ」
と言うノリです。

映画スターやベテラン俳優ミュージシャンや有名シェフ等
ビッグネームがこぞって出演されていますが
皆さん楽しそうで自動車好きなんだなとちょっと
羨ましい感じもしますね
(何しろ日本では自動車は悪者と教育されているそうですからね)
特に面白かったのはマイケルガンボン氏


ハリーポッターのダンブルドア校長役で有名ですが
本番レースの際に飛ばしすぎて最終コーナー横転寸前
そのコーナーをガンボンコーナーと命名されてしまいます

レースの模様も面白いのですがインタビューでの
メインキャスター ジェレミークラークソン


とのやり取りがとにかく面白いです。 
なんで皆さんあんなにトークが面白いのでしょう
斜に構えて シニカルで 正論絶対言わないけど
ユーモアがあっておまけにおバカです

企画とか内容はちょおっとやり過ぎかなあと思いますが
質は素晴らしく高いです
素晴らしい映像美をみるととてもおバカには出来無い芸当です
日本のお馬鹿な車番組は質自体もお馬鹿で低いです
こういうのはおふざけと言いますね。

此の番組の強烈なキャラクターのコアになっている
ジェレミークラークソンですが彼はミニバンや
お利口さんな車 例えばオペルとか際立って言うと
プリウスが大嫌いの様です
彼はこう公言しております

バッテリーの製造で普通の車より資源を余分に消費して、
かえって環境に負荷をかけている」

ジェレミーおれもそう思うよ

「『どの』車に乗る事よりも『どのような』運転をするかが
(環境的には)重要だ」、
つまり「エコカーよりエコドライブの方が大切」。

ジェレミー俺もそう思うよ でも番組中の君を見てると
君がエコドライブをしてるとは思わないけどね ふふ

どうもジェレミー始めこの番組のスタッフは
正当性の裏にある偽善者の匂いに敏感な様ですね
そして此の番組が長い間多くの人に支持されている所に
何だか良いなあと思う訳です      (祢津)

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ボクスター 僕☆試乗!

2009年09月15日18:33

以前のブログでカロッツエリアの崩壊を憂うと書きました
でも暗い話題かなとも思うので今日は脳天気にポルシェ
の試乗記などを書いちゃいます。

先日クライアントのK氏からお借りしたポルシェはボクスター
いわゆる昔からのポルシェ信奉者が神様仏様と奉る911とは
違います。
お値段は911の半分くらいですし、二人しか乗れない幌車です
でもスポーツカーメーカーであり、ましてやレース界でも
活躍しているポルシェとしては避けて通れない車だと思うのです

それは何故かと言うとエンジンの搭載位置が車のほぼ真ん中
俗にいうミッドシップレイアウトの車だからです
重心が真ん中なので簡単に言うと運動神経の良い車です
レースカーはほぼミッドシップなので昔懐かしのスーパーカー
もみんな此れに習ってますね。
雲上界のポルシェとしてもこういう車は作りたかったはずです。
勿論天上界のフェラーリ様もミッドシップカーが多いですね。

まあ能書きは良いとして早速試乗です
僕は自動車評論家でないのですが(当たり前だ!そんなこと!)
それでも車の善し悪しの基準って人夫々あると思ってます。
それは停止から低速域までの官能性であります
先ずドアノブを引いて車内に入りドアをしめる その時の質感 音
シートに腰掛ける
ハンドルを握る 其の質感 湿度感
メーターのインデックスやインテリアを眺める
エンジンをかけるときの操作性 エンジンの始動音
ユックリ発進してそろりと最初のコーナーを回る
ここまででほぼ評価は決まってしまうのでは無いかと思います

自動車評論家の先生は当然加速性能やら限界時のハンドリング
車の挙動等について語る訳ですが
素人のわたしらには限界なんて試せませんし
それでも良い車だなあと思うのはこの低速域での官能性だと思うのです

その辺の評価はボクスター良し です
しかし兄貴の911に比べると点数は半分かもしれません
特にドアのしまる時の音 911はカチリと閉まります
最近の国産の大衆車もクラウンのようにバスッとドアが閉まって
びっくりしますが この911のカチリとしまる精密感は他にありません
そういった『良いモノ感』はボクスターもう一歩かもしれません
もちろん911と比べてですよ(でもオープンカーなんで論点は違いますね失礼)

エンジンは水平対向6気筒 無く子も黙るフラットシックスです
馬力は255馬力 文句なし!
え〜国産だって其のくらいの馬力ごろごろあるじゃん!という貴方
名レーサー生沢徹の言葉を引用してしんぜよう
『え〜サーキットじゃなくて公道走るのに200馬力以上は素人には無理!』
あたくしも同感でございます ただ現代はちと事情が違う
現代の車にはアンチなんとかとかトラクション何とかとか
へたっぴ〜が馬力のある車に乗っても事故起こさないように
お守りというかお札がべたべた車にはってある。
いわゆるコンピューターによる自動制御だ!
このお札が取れたり利かなくなった時は天国往きだぜ!
ハイパーカーで迷惑運転してる諸君!
(このブログ見てる人には関係ないけど)
まあそういう意味で真っ当な車好きはロドスタ乗りかな ねえSさん
脱線 脱線

と言う訳でこの僕スターの255馬力も僕にとってはとても食べきれない
ご馳走のような気がします。
でも出自がスポーツカーのボクスターはすっきりと雑味の無い走りです
いつものコーナー(格好いい!CGなら箱根だが僕は往生寺の裏山)
でびゅーんと走っても怖さは無い
山道の先に軽トラが停まっているのが見えて減速!!
「ちえぞ〜道の真ん中に車が止まってるぜ」とナビの神戸に
「しゃっちょ〜ありゃあ 動いてますぜ!」
「ありゃ本当だ!お先に失礼〜」
と言うくらい速いクルマでした
ポジションも抜群 久しぶりに左足のフットレストに全体重を感じながら
ご満悦のドライビングを体験しました
不評と聞いていたハンドルの剛性感もばっちり!
ブレーキもブレーキングと同時に前のめりにならず水平に車体を沈め乍ら
速度を落としていく様はさすがポルシェ宇宙一です。

いやあボクスター良いです!車好きの集まる設計事務所には必要かと
ああ駄目 あそう まあね そのうちね
と言う訳でベタベタ車ネタで失礼〜しましたあ!
次回は懲りずにアルファミト編やるぞ〜
いい加減にしろ〜〜       (祢津)

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AlfaRomeo 8C

2009年08月17日16:42

アルファロメオ・8Cコンペティツィオーネであります
久しぶりにブログのエントリーメニューを開くと
何と!2ヶ月もご無沙汰しておりました。
申し訳ない事でございます


再開のお題はゆるゆるの車ネタです
建築ネタはおいおいにご紹介します。 おい!おい!

7月のある日曜日いつもお世話になっているアルファロメオ信州の
Kさんよりアルファロメオ・8Cコンペティツィオーネが来るので
見に来てねとのお誘い 当日午前の打ち合わせがないのを良い事に
飯綱の会場まで見物にいきました

生憎の雨模様でしたが8C独特のルビーがかった赤い車体が際立っております
8Cは現行アルファの中でも飛び抜けて高価で美しい車です
盛り返して来たとはいえ戦前のスーパーカーメーカーの栄光をもう一度!
って事でしょうか
アルファ自身が作りたいように作ったのではないかなあと思いました
社長の一声か それとも昔気質の職人たちの声か
そんな往年のアルファらしさが外観に現れております
モチーフはアルファTZかなと思います

アルファにしろ何にしろ伝統(歴史)のある会社の強みです
以前の自社のデザインを現代に蘇らせる訳ですからどこかの国の
パクリではありません

デザインはクラシカルにも見えますが中身は現代のスポーツカー
ボンネットを開けると
あら この車はカーボンファイバーで出来ているのね

蘇らせたのはデザインだけではありません
8Cという名前もアルファロメオの戦前のレーシングカーの名前です
そうそう、アルファロメオには良い名前の車が沢山ありました
『アルフェッタ』『ジュリア』『ジュリエッタ』等等
アルファロメオのジュリエッタですよ!
何とも素敵です!
技術とか流行とかを超越した素晴らしい財産をアルファは持っているのですね
(祢津)


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ポルシェ ボクスター!

2009年05月30日00:18

TPLANのガレージに見慣れない車が!?

ポルシェボクスター 僕スター✭でした

弊社クライアントでもあるKさんからお借りして
素人試乗インプレッションです。

ポルシェと聞いて皆様はどんな印象をお持ちでしょうか
山口百恵の
『緑の中を駆け抜けてく真っ赤なポルシェ〜♪♪』
嘉門達夫の
『緑の中を駆け抜けてくバッタが♬おるで♪〜』
でしょうか。
この百恵様の歌っているポルシェとはポルシェ911の事
今回のボクスターとは違いますが

小さい頃から車大好きな私からするとポルシェは神様です
色々な年代のポルシェを人からお借りしてちょい乗りしました
兎に角凄い車です。
そして日本人が好きになってしまう理由に溢れているのです

先ず真面目なドイツ人が作っているので勤勉な日本人
はシンパシーを感じてしまうのでしょうか

特に911系は改良に改良を重ねて既に50年程の年月をかけて
おります。この信じられないくらいのエンジニアの執念
(2.3年でモデルチェンジを繰り返すどこぞの国の車とは違う)

他枚挙につきませんが車好きはみんなポルシェが好きです
ただ、以前こんな話も聞きました

根っからのクルマ好きで相当のベテランな方ですが
『ポルシェなどドイツの片田舎のサーキットでスピードだけの
車である。不細工な格好を見よ それに引き換えアルファは♪』
と言うのです。
『へ〜ポルシェを悪く言う方も居るのね』とその時思ったの
ですが僕も長年アルファロメオに乗っていると
「う〜んそうかもしれないなあ』
なぞと思ってしまう事もあります。

さてポルシェはスポーツカーの王者なのですが

もう一つエピソードを
ポルシェは人の人生を変える!とか

実際に聞いた話ですがポルシェがどうしても欲しいという
極々庶民の彼が酒もタバコもやらず月々3万円をポルシェ購入
のために貯金しているとか 何と30年計画で!
25歳のときに初めて55歳までです。
これを一生をかけてと言わず何と言いましょう
改良を重ねて50年同じ車を作り続けるポルシェの執念があれば
こそ、30年恋いこがれる彼の執念にも応えられるのでしょう
私はこの話を馬鹿な話とはとても言えませんね。

今回お借りしたのは911ではなくボクスターです
お値段は911の半分くらいですが素の状態で600万円〜です。
多分僕らのような庶民がぎりぎりに頑張って手に入れられるか
どうかと言う所でしょうか
でもこれは相当のクルマ好きの人に通用する話です。
現代の問題に溢れた経済社会では夢のような話かもしれませんが

さてこのポルシェボクスターは僕の半生をかけるに値するでしょうか
お話が長くなったので試乗の様子は次回の心なのだ〜〜〜〜(祢津)

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コッパデ小海!

2009年05月13日20:41

ちょっと建築ネタが続いたので今日は趣味のお話

先日お客様から『祢津さんは旧車は好きではないのですか?』
と尋ねられました。(旧車とはまあ古い自動車の事です)
『何を仰る!わたくし三度の飯も好きですが旧車も大好きでござる!』
小さい頃風邪等引いて学校を休んだ時なぞ母親に『モーターマガジン』
買って来て〜〜〜〜おおおお願いだよ〜〜と泣き叫ぶお子様でした

そんなクルマ好きでしたので二十歳を過ぎて始めて手にした自分の車も
1965年製VW1600TLという超レア車というか太古車でそれをレストアし
て乗り始めるという何ともエンスーな自動車人生の始まり!
だったのですが
この話もまた機会をみて御紹介出来たらと思っております

さて前段がまた長くなってしまいましたが今回アップするのは
コッパデ小海という古い自動車を皆で持ち寄ってラリー形式で楽しむ
というなんとも羨ましいイベントを覗きにいったお話です

小海というのは佐久の先八ヶ岳を望む場所で松原湖や安藤忠雄の設計
で有名な美術館等があります
今回のイベントは小海リエックスホテルが会場で今年で18回になるそう
です。恥ずかしながら僕は始めての見学でした

旧車のミーティングは概ね同じ車種を持っている人達の集まりです
アルファミーティングとかフレンチミーティングとかね。
でもこういうラリー形式ですと各国のいわゆるヒストリックカーが
一堂に会しますのでなかなかの迫力です。

さて能書きはそのくらいにしてクルマを見ていきましょう
会場のホテル前はヒストリックカーで一杯でした

小海ではイタリア フランス ドイツ イギリス アメリカの
中でやはりイタリア車が多かったです
スタンゲリーニという小型のイタリアスポーツカー

続いて僕も初めて見るフランスの小型スポーツカー達 DBセブリング

皆さんもご存知アバルト軍団

エントランス前に止まっていたモーガンスリーホイラー

エントランス前には豪華なブガッティT57やベントレーも有りましたが
何と言ってもこの戦前のGPレーサーブガッティT13です

本当にコンビニに行く時でも乗っていらっしゃるような
使い込まれた感じ!良いなあ〜目から鱗です

さあスタートです

スタート地点に続々と集合する赤い車達

これは可愛い!フィアットパノラマ

手を振って走り抜けていくアルピーヌこの車には僕も思い出が

わんこをナビゲータにしているフレンチスポーツ  マトラかな?
この時代の車達がいかに小さいかお分かりになりますか

イギリス勢も行く!レーシングエラン

ドイツからはポルシェ356 大分車高下げてますね

最後はコブラ!です

見学が終わって駐車場に帰るとそこでも各国のバトルが(笑)

年末にはミッレミリアというビッグな旧車イベントがあります
今年は行くぞ〜〜〜〜         (祢津)

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ALFA!スパイダー!!

2008年09月09日21:18

TPLANの看板犬ならぬ看板クルマのアルファGTが事務所の前に
見るとビルトインガレージの中には見慣れぬ男前のクルマが
すわっ!買い替えたか!宝くじでも当たったか〜〜!!
ではありませぬ

前回のフィアット500試乗の続編
アレーゼ信州のナイスガイ 当社のクライアントでもあるKさん
『ショールームのアルファスパイダーがナンバー取ったので
事務所で写真でも取られたら如何でしょうか?』
という有り難い申し出でした。

『かたじけない 拝借つかまつる』
『フオ〜〜ン(エンジンの音)す素敵だ!』

最近は普通のスチールの屋根がガンダムみたく変身してオープンに
なるというCCスタイルが増えているがやはり幌クルマは粋です!

粋と言えば流石にアルファの内装は粋に決まっております
外装は渋いガンメタですが内装は赤とアイボリーの革装です
何とも艶っぽい

アンダーステイツメントを旨とするイギリス車愛好家や
質実剛健を旨とするドイツ車愛好家からは
『ちょいと派手でげすね』等と言われるかもしれませんが
小さい事言わずに「bella(美しい)!」と言ってあげたいですね

これからオープンカーには絶好な季節です。
クルマに限らず自転車でもバイクでもそして散歩でも
屋外でオープンに過ごそうではありませんか!

ビルトインガレージに佇むスパイダー 暫く見ていると
湖畔かプライベートビーチに停泊している高速モーターボート
の様に見えて来ます 
う〜ん益々浮世離れしてますね   (祢津)

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カロッツェリア(伊: carrozzeria)1

2008年06月11日20:22

カロッツェリア(伊: carrozzeria)とは自動車のボディーの製造や
そのデザインをする業種になります。
コーチビルダーとも言いますよね。

昔の自動車の設計はシャーシにエンジンやミッション、タイヤ等を架装
した上に独立したボディをのっけて完成でした。
つまりシャシーだけで車は動いた訳ですね。 
(トラックが荷台をつけないで走っているのを見た事無いですか)

でもかっこいいボディが無いと雨風を防げないしそもそも自動車に
見えません。というわけで以前は自動車メーカーが基本的なシャシー
エンジン等機実際に走行するために必要な部分を作り、
その上に乗っかる流麗なボディーはコーチビルダーが委託して
作っていたという経緯があったようです。

しかし時代が変わりモノコックで車を設計するようになると
(建築で言うと軸組工法が壁式工法になったというような意味です)
車はシャシーとボディーを一体で設計しないと動かないようになります

この辺は説明が長くなりむつかしいのですっとばします。

この頃からコーチビルダーは自動車メーカーと一体になったり吸収され
消滅していきますが
ボディの製造というよりデザインを施すという意味で
今日まで残っています。それが皆さん良く聞くカロッツェリアです。

何故イタリア語かって?
それは活躍しているカロッツェリアが殆どイタリアの企業だからです。

建築で言うと自動車メーカーが工務店 カロッツェリアがデザイナーと
いう事になるのでしょうか。

またまた前置きが長くなったので実際のカロッツェリアのお話は
また次回のこころなのだあ〜

                          (祢津)

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alfaのおかげでラテンな男になってしまった?パート3

2008年06月07日23:46

前々回に続く
無事お金も振込 後はイタリアから車が来るのを待つばかりの私
お店の話では納車になるのは3ヶ月から半年前後と大きく幅がある。
しかし、今までのいきさつで大分ラテン化が進んだわたくしには
「まあ半年から一年かかるぜ きっと!」とおおらかに踏んでいた

こうなればど〜んと構えてあたしゃあ催促なんかしないよ。
車が来ましたって店から電話があったら
『あ〜そういやそんなこともあったねえ。忘れちまってたよ』
などと言ってやるのさ。

しかし案の定ひと月以上連絡も無く
案の定小心者のわたくしはお店に電話しましたよ

「祢津ですけど こんちは」
『あ〜祢津さんご無沙汰です。どうしましたかあ?」
「(どうしたって事あねえだろう。)くくるまはいまどんな感じ
 かな〜と思ってね」
「なるほど〜またはっきりしたら連絡しますね〜がしゃ☎」

その後
今船に乗ったとか
台風で船の運航が遅れているとか
ギリシャで水害に会ったようだとか
まあ色んな釈明を楽しく聞きながら僕は車を待っていました
しかし、
その間にもまだまだラテンな話はあるもので

そろそろ車が入港するみたいな時期にお店で再度色の確認を

「あの〜頼んだ車の色はコスミックブルーで間違いないですね?」
「えっ!だだだいじょうぶですよ。ねえしゃっちょ〜?」
と事務所の奥に居た買い付け担当の社長さんにお店の人が尋ねると
「おう。チラ見したら青っぽかったぜ」
「青っぽいって………………ƒƒ………………………....青も何種類も有るんだけど〜大丈夫?」
「大丈夫!ってば祢津さん!でも 念のため」
「念のため?」
「ええ念のため車の色の第一希望は青としてえ 念のため第二希望も〜」
「おい!来週車入るんでしょ!何で今更第二希望なのさ!」
「だだから 軽〜く念のためってことで」
「成る程ね じゃあ第二希望はグリーンメタリックでお願いしま〜っす♪」

この色ですけどね!この色!

  続く                        祢津


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alfaのおかげでラテンな男になってしまったその2

2008年05月19日18:05

前回に続いて
結構雑誌などにのっていたそのショップの門を叩くと
そこにはアルピーヌ110やらチンクのアバルトやら
エンスー車がわんさかとあり (す凄い♥)
スタッフを見つけて声をかけましたよ

『こんちは〜』

『はい 何か?』

『雑誌で見たんですけどアルファの輸入もやってるんですよね?』

『やってますよ000万円です』きっぱり

『なるほど〜並行ものでも問題なんか無いですよね?』

『無いですよ!』きっぱり

『なるほど〜じゃあ装備はどんな感じですかねえ?』

『そ装備ですかあ ディーラーもんと同じですよ』

『なるほど〜じゃあオートエアコンなんですね』

『え!ディーラもんはオートエアコンなんだ。じゃあそうです』

『???カタログとかありますか見せて下さいよ』

『無いです!』きっぱり

『えええ無いの!じゃあこのディーラーで貰ったカタログと違うの?』

『あ!お客さんカタログ持ってんじゃないですか!見せて下さいよお』

その後スタッフの皆さんでアルファのカタログ回覧
『へ〜こうなってんだあ!へ〜!へ〜!』一同歓談している
この時点で相当不安になるが折角来たんだからと又質問をしましたよ

『こういう仕様でこういう色で注文すればどんな感じですか?』

『在庫はあると思うけど行ってみないと(イタリアへ)わかんない』

『まあそそうですよね 万が一頼む場合契約書とか手付金はいかほど〜』

『契約書も手付金も無いよ』きっぱり

『ほほ〜そりゃあ一安心だな
 
 万一クルマが来なくてもお金が戻って来ないってことも無い訳か 
 じゃあ在庫確認等含めてちょっとお願いしようかな〜』

『ありがとうございます!再来週イタリアに行くかもしんないので
 来週中に000万円振り込んで下さい〜〜〜』

『げえええ!全額じゃん!手付け無いって言ったでしょ!』

『手付けなんか無いよ そのお金もって向こうで買ってくるんだもん』

えええ!そんな話あり?大体内容も分かってんだか分ってないんだか!
並行輸入で騙されたなんて話は良く聞くし
(でも他人が無責任に話してる事の方が多いんだよな) 

対応もものすごいアバウトだし
そもそも僕の仕事じゃあトイレの紙巻きの品番間違えただけで大騒ぎ。
それが商売ってもんじゃないのか!この日本では!嘘嘘!嘘でしょ〜

『どうしますう〜?』お店の人

うううどうする!
まあ欲しいクルマの在庫はここしか無いようだし
相場より確実に安い!
上手い話には騙されるなとは言うけど
そもそもリスクが無くて得をする話が有るという方がインチキだ!
人と同じやり方で自分だけ良い想いをしようなんて男じゃ無いよ!

そうだ 何とかなるさ!人生勉強だ!
でも良いのかな?これで?
大丈夫!ノープロブレム!ドンマイドンマイ♪

『おおお願いしようかな』

『ありゃあたんした〜』

この時点でわたくしの半分以上ラテン化終了!
続く                  (祢津)

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alfaのおかげでラテンな男になってしまった?その1

2008年04月15日17:10

僕の最初に乗ったアルファロメオは155 2.0TS8Vと言います
私のことは良く皆様に(性格の事とかでしょうね)
『ラテン系ですね〜良くも悪くも〜』等と褒めて頂いておりますが
実際は非常に小心者で緻密な男でございます
でもそんなラテン気質があるとすればそれはアルファロメオのせい
かもしれません。

アルファはイタリアのクルマ!エンジンは官能的に叫び
ハンドルはまるで私の手足のように反応し、
人生の喜びを歌い上げる〜
という様にラテンな車に乗ったせいで
私がラテンな男になった訳ではありません!

確かに11年乗って走行距離22万キロ余
エンジン乗せ換え何と3回!
というのもラテン的にそうとうお馬鹿ですが
そういう理由でラテンと言っている訳では無いのです!
(そんなに壊れる訳ではありません!今のアルファは丈夫です
尚かつイタリアの方は大変真面目です。ラテン的というのは
本来語弊があると思いますが まあここは大目に見てください)
では何が私をそうさせたのか!??

それはアルファ購入のいきさつなんですなあ
サラリーマン時代私はドイツの小型セダンみたいなものばかり
乗っておりました。質実剛健どなたにも奨められるクルマです
でも誰にでも奨められないクルマに乗りたくなってしまったのです
それがアルファロメオ (色んな面で万人向けでは無い)
デザインは良いし、雰囲気もあるし、何より歴史があります
良いなあ一度は乗ってみたいものだなあ
という訳で欲しくなってしまったんですよ

話は長くなりますがいろんないきさつでディーラーの新車は買えない
事になり、8Vと言う純正アルファ最後のモデルを捜す事にしました
でもお店にはもう在庫が無くて残った選択肢は
個人並行輸入!!!!!
といってもお店から買ったんですけどね

確かにその頃はまだリラで円が強かったので日本のディーラで購入する
より100万円は安かったのです。
(今は違います 現在は日本が一番輸入車が安いですよ〜)
今は無くなってしまった某ラテン系のショップに相談に出かけました
『こんにちは〜』
そこからわたしのラテンな人生が始まったのです!
続く                     (祢津)

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Cinquecento(チンクェチェント)!!

2008年03月24日21:58

Cinquecento(チンクェチェント)とは先日日本で発売開始になった
イタリアはフィアット社のフィアット500の愛称です

TPLANのクライアントでもあるK氏はアルファ フィアットのディーラー
に御勤めなので本日ふらっとショールームに御邪魔しました。

暫くアルファ談義等しているとガレージの奥に可愛らしい車が
新しく出たばっかりのフィアット500
色も僕が良いなあと思っていた白です。

どうぞ乗ってみて下さい 事務所で写真とか撮っては如何ですか
有り難うございます!それではお言葉に甘えて〜
と言う訳で拝借させて頂く事に。


先ずはインテリアですが
ボディーと同色の白いインパネと丁寧に巻かれた白い皮巻きのハンドル
凝ってはいるけど可愛いメーター類
長野の道を走っているのですが おおおここはイタリアか!
と思わせる雰囲気作りに脱帽です。
毎日乗るのが楽しいだろうな。


外観は先代のフィアット500を受け継いで現代風になっております。
国民的に人気のあった大衆車のリバイバル
何処かで聞いた事がありますね。 
そうです ニューミニと同じ手法です
生産された時代も1957年から1977年までとほぼ一緒です。

旧500は今でも人気があり世界中に熱狂的なファンがいると聞きます
特にイタリアでは大気汚染等から旧車を維持するのは大変と聞きますが
このフィアット500に限り税金の免除や色々な特典が検討されている様で
 『フィアット500保護法』という法案が出来そうとか
凄いぞ!イタリア!

(一昨年イタリアに行った時見かけた唯一の500 バンバン町中を
 走っていると思いきや、大事にガレージにしまっているのかな)

事務所の前でパチり


最近出来上がったK邸の前でパチり


やっぱ街なか走ればどんな感じかなという事で駅前まで
先日アルファGTに乗っていたら声をかけて来て車談議になった方の
ブティックの前に停めるとやはり気がついてくれてお店の女性と一緒に
500を見て『良いですね〜』とパチパチ写真を撮っていました。



乗っていても楽しくて周りの人も楽しくさせるなんて素敵ですね
そんな仕事を続けていきたいものでございます。

帰り際信号で止まっているとちょい悪風なおやじがこっちを見ています

(こっちもオヤジだぜ!)
ものすごい勢いで500を見ているのですが顔はメチャメチャ笑顔です。
いかすぜ!500!ナイスガイ!

と言う訳でお求めはアレーゼ信州K氏まで 彼もナイスガイ!ですよ
                          (祢津)

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GTR VS GT3

2008年03月24日00:12

いよいよ暖かくなって来ましたね
今年の冬は何だかとても寒かったような気がします。
皆さん外にお出かけするようになってTPLANにも見学に見える方が増えました。
ドライブがてらお寄り下さいませ
ということで今日は住宅とは関係無く車ネタです

車ネタも色々書きたいなあと思っておるのですが
今日はさくっと先月路上で見た車のお話です

佐久の現場にお邪魔しようと長野道を走っていると
追い越し車線を見慣れない車が
gtr.jpg
GTRでした。
まだ慣らし中か150キロ位でぬ〜っと走っていました。
今まで色んな車を見ましたが強烈な威圧感があるのと何しろ
路面にべた〜っと張り付いたような重心の低さを感じます。
デザイン的には性能の割に一般的なディメンションで作られており
フェラーリやポルシェに比して背が高いのにこの重心の低さを感じさせ
るのは不思議です。
GTRは777万からというプライスでとってもお高い車ですが
車好きの内では買う買わない 買える買えないに関わらず
価格破壊王として有名です。
何しろ性能に対しての価格はバカ安です。(頭おかしいかも)

でもこれからお家を計画される方にはお薦めできませんね〜
それよりお家にコストをかけましょ〜〜〜中庭設計にいれましょ〜
みたいな。

そして佐久の現場をおいとまして長野道で帰路についていると
背後からキ〜ンと言うジェット音が
zoom_0000002002_R000155989.jpg

ポルシェのGT3でした。(多分一瞬だったけど間違いないな)
こちらは200キロは超えていたと思います。
トンネルに突き刺さるように消えていきました。

最近の自動車雑誌で対決している2台を偶然見かけた一日でした   
                       (祢津)

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26日 ナビVSエンジン!

2007年11月26日18:56

祢津です。
わたくしの血液にはガソリンがいくらか混じっているのでは?
というくらいに自動車というものが好きであります。
というか動くもの、自分で動かすものが大好物です。
自動車 オートバイ 自転車 運動でしたらスキーですな。

ブログのカテゴリーにも自動車があるようにこれから自動車ブログを
勝手気ままに書かせていただきまっす。

そして、一番最初は車そのものではなくて雑誌のお話。

世の中にはホントにごまんと車がありますよね。
節操のない私としては全部の車に試乗してみたい訳です。
(車だったら何乗っても楽しい訳で!軽トラ乗っても
おー!すんげえグニャグニャする でもこの回転数でとことこ走ると
気持ちいい〜♪ 欲しいな〜ってな案配です

でも世の中の車に全部乗れる訳では無く空想の中で楽しむ事になります
そうなると車の雑誌をむしゃむしゃと読んで妄想するしか手はねえ!

でもどんな雑誌でも良いってことはありません。
自動車というのは走るだけでなくライフスタイルそのものって部分も
あるので、自分の肌に合うというか やっぱり信頼できる記事や写真で
ないといけません。(やっぱ陳腐な雑誌もありますので)

この人の記事は良いなあ 生活感覚も共感できるし、こいつの文章なら
おいらもこの車に乗った気になれるかも  という感じですね。
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話は長くてすんませんが 僕としては
新潮社 ENGINE エンジン 
二玄社 NAVI ナビ
のどちらかを必ず購読してます。
勢い余って2冊買う事も無い訳ではないけど、それは反則かなあ
大体車の雑誌って記事のネタはみんな一緒なんですよ。
新車のプレスにはいろんな雑誌社が一度に呼ばれるのでその月の内容はおんなじ

ではどこが違うかがエディターの腕の見せ所!読ませどころです。
車の雑誌にライフスタイルを取り込んで自動車と文化みたいなものを
定着させたのは二玄社のナビでした。
最初は車の写真とか少なくて文章が多かったので
若造のわたくしは何だよ〜もっと写真が見たいぞよと思ったものですが 
読んでいくうちにこの車良いなあ〜からこの車のある生活は良いだろうなあに
変わっていくのに気がつき、創刊からずっと読んでます

『家も一緒!ですぞ この家かっこいい!からこの家に住んだらこんな生活が出来そう!に変わっていきます。
 この辺がTPLANの売りで〜す。PR PR』

しかし!2000年になって新潮社からナビの対向誌としてエンジン登場!
何とエディターは前ナビの編集長鈴木さんです。鈴木さんはばりばりの自動車評論家ではないが めちゃくちゃ車好きな文化人なのでこちらの琴線にがんがんきます
鈴木さんの雑誌は面白く、しばらくエンジンびいきが続きましたが
ここにきてナビも負けじと自動車雑誌の大御所カーグラフィックの加藤編集長がナビに移籍
それで読んでみたらやっぱり面白い!

毎月26日はナビとエンジンの発売日
車お馬鹿なわたくしは本屋でどっちにしようか立ち尽くすわけです
今月はエンジンの勝ち!!

自動車雑誌と言えどちょっと建築の記事があったりして参考になります
(今月号のエンジンより)            (祢津)


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